福井事務機は食品団地内という立地もあってか、

食品関係のお客様が多くあります。

今回はお隣のケイティフーズさんから

牛肉をご紹介いただいたので、すき焼きをしてみました。

かつてマンガで見た食べ方を実践

北大路魯山人をご存知でしょうか。

北大路欣也ではありませんよ（笑）

私はそんなに知りませんが、陶芸や書など、

あらゆる芸術に精通していたようで、

食にもうるさかったようです。美食家というのでしょうか。

安来の足立美術館や可能美術館では

時々魯山人展をしているようですが、

私がどこで北大路魯山人を知ったかというと

マンガです（笑）

皆さんよく知っているかもしれませんが

「美味しんぼ」。あのキャラクターの海原雄山が

大好きなんです。海原雄山のモデルが

北大路魯山人とかなんとか。

その美味しんぼの中で特に興味を惹かれていながら

なかなか実践することができなかったのが

魯山人風すき焼きというものです。

本編ではシャブスキーなるものが登場しましたが

この魯山人風すき焼きをどうしてもやってみたかった中で

ケイティフーズさんからすき焼き肉を手に入れたので

思い切ってやってみました。

魯山人風すき焼きの最大の特徴は砂糖と卵を使わないこと。

皆さん、すき焼きは卵をといて甘い具材を食べるというのが

一般的でしょうが、すき焼きの代名詞ともいえる砂糖と卵は

一切使用しません。

それではすき焼きタイムスタートです。

まずは鍋に牛脂、なのですが今回は牛脂が手に入らなかったので

オリーブオイルになっちゃいました。自分でやるときは

牛脂を手に入れてくださいね。

脂をしいたら牛肉を焼きます。

そして酒と醤油で味付け。

肉だ～！旨そ～！実際とってもおいしかったです。

そうして肉を数切れ食べると鍋が濁ってきます。

そしたらそこにカツオだしを投入。これから野菜の時間です。

長ネギ、豆腐、シイタケ、春菊にしてみました。

出汁の量ですが、長ネギや豆腐の背の高さぐらいにします。

長ネギの切断面が上を向くはずなのですが

そこは素人ゆえにいい加減なものです（笑）

このお野菜たちを食べたらまたお肉に戻ります。

調味料は基本的に酒と醤油、そしてカツオだしです。

溶き卵の代わりに大根おろしで食べたりもするようです。

大根おろしとお肉は抜群でしたね。

魯山人風すき焼きの何がよかったかって

甘くないところ。すき焼きを食べるときに

後半つらいなと思っていたのは砂糖のせいだったのかな

と思いました。

これは個人の好みの問題でしょうが、

甘くないほうが好きであれば魯山人風すき焼き、

是非やってみてください。

皆さんの晩の献立を応援する

福井事務機の提供でお送りしました。